2進数のたし算


2進数のかけ算

2進数の掛け算
2進数の割り算
二進数の割り算もひっ算で計算できます。

繰り上がりがない例

図のように、十進数の場合と全く同じように筆算で計算することができます。
答えは、 となります。
という二進数を十進数に直すと になります。
という二進数を十進数に直すと になります。
これらを十進数の世界でかけ算すると、 になります。
なので、これを二進数に戻すと になります。
繰り上がりがある例

図のように、十進数の場合と全く同じように筆算で計算することができます。
ただし、繰り上がりに注意が必要です。 は二進数の世界では です。つまりその桁は で、繰り上がりが となります。
答えは、 となります。
という二進数を十進数に直すと になります。
という二進数を十進数に直すと になります。
これらをかけ算すると、 になります。
これを二進数に戻すと なので、 になります。
論理積 0があったら0、1と1で1

論理和 1があったら1、0と0は0
OR演算(オアえんざん)の機能は,英語のORの意味そのもので,、「~か」という意味です。そのため、OR演算結果では、二つのうち1つのどちらかが1であれば、答えは1になります。これは、足し算の性質と大変似ているため、論理和と呼ばれます。ただ、実際の足し算と違うのは、両方が「1」でも、桁上がりが起きないということです。
では、実際に8ビットの論理和の例を見てみましょう。ANDの場合と同様に、01101101と、11110000のOR演算を行ってみます。複数の桁がある場合は、対応けた同士でそれぞれOR演算を行います。その結果、得られる答えは11111101となります。(図6-2.)
図6-2.8ビットのOR演算